ウッドストリップ工法

1.モールドの作成 1日目
12ミリ厚のコンパネにモールドの図面を貼り付け電動ジグソウで切り抜きます。このとき、ジグソウの歯厚に注意し、線の外側に沿わせながら切るのがこつです。ステム×2 胴枠×7 計9枚切り出します。
2.たなぎの接着 2日目
モールドを船台に仮止めするためのたなぎを木工ボンドで接着します。たなぎは10センチほどで十分です。
3.モールドの組み立て 2日目
モールドを船台の上に木ねじで固定します。センターは正確にあわせてください。木ねじはがっちり固定しないでください。モールドが軽くゆれる程度が良いでしょう。
4.ステムの積層 2日目
檜板3枚にボンドをつけステムモールドに仮釘で、曲げながら留めます。ステムモールドは最終的に取り外すのでステム材とモールドは接着してはいけません。
5. センター出し 2日目
モールドのセンターをあわせるため、直線の仮板をタッカーでモールドに打ち付けます。このとき、モールドが船台に直角にたつように気をつけます。また、ステムとセンター材も仮止めします。この作業はカヌーの形を基本的決めますので慎重に行ってください。
6.1 ストリップ材の貼り付け 3日目
モールドに沿いストリップ材(杉板)を張りつけます。
まず、モールドの基準線にあわせ1本タッカーで貼り付けます。このとき、モールドが船台の基準線に直角になるようにしてください。つぎに、ステムに木工ボンドとタッカーで接着します。これでカヌーの形は前項とあわせ決まってしまいますのでよく見てください。もし狂いがあるようでしたら前項とあわせ調整しなおしてください。後は、木工ボンドとタッカーで左右交互にストリップ材を貼り付けます。ストリップ材は杉材で若干赤みを含んでいるものもあります。仕上げ時に白と赤のコントラストが美しいので自分のこのみでストリップ材を貼ります。
6.2 ストリップ材の貼り付け 3日目
モールドの曲率が一番きつい箇所にきました。
この付近はストリップ材が3次元にまがります。大きな力がかかるので、すきまができないように慎重に貼ります。また、タッカーだけでは仮止めできませんので仮釘を使用するとよいでしょう。

7. ステム切断 センター材取り外し 4日目
ストリップ材がステムモールドから若干過ぎたあたりでセンター材を取り外します。ここまでできるとモールドのずれは無く、センター材はストリップ材の貼り付け作業のさまたげになるからです。また、余分なステムを切断します。切断の仕方はさまざまありますが、今回は直線に切断しました。