◇○△□○□△▽◇□○0▽□◇○▽□△□□△▽◇□○0▽◇□□◇○

  Build your Own Boat

  新世代木艇工房通信   3 号        2008.12.11

○□△▽◇□○0▽□◇▽□○△□□△▽◇□○0▽□◇◇□○△□△▽

工房の最新情報は =⇒  http://mokuteikobo.com

――――――――――――――――――――――――――――――――→

こんにちは! 新世代木艇工房です。

この通信は、木艇造船のための情報やニュース 工房の状況等を不定期にお伝えします。

メルマガという性格上画像ファイル等は添付しません。写真入りで見たい方は工房HPに

画像入り通信がありますのでごらんください。

また、皆様からの情報もお伝えしたいとおもいますので投稿をお待ちしています。

 

 〜目次−−−−

◆《人力推進について考える(パワーフィン)》

◆《マリングレード合板の輸入》

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

-------------------------

◆ 人力推進について考える(パワーフィン) ◆

-------------------------

本年7月20/21日に全日本ソーラ&人力ボートレースが静岡市三保で開催されました。
工房が船体設計をし造船指導をした都立産業技術高専の汐入号も出場しましたので私も
応援に行きました。結果はメカトラブルの多発にもかかわらず初参加で22艇中18位
でした。ほとんどの参加艇がペダルをまわしスクリューで推進力を得る艇でしたが、中には
艇体を左右にゆすることにより水中のフィンで推進するものもありました。簡単なメカニズム
の推進装置を考える私には興味深いものでした。
ディンギーで沖に出て風が止まりで長時間風待ちをした経験をもたれた方も多いと思います。
私もその一人ですし、お客様からも簡単な人力推進装置の要望を聞きます。
そこで今回はディンギーやテンダーの人力推進についてパワーフィンを考察します。

パワーフィンをネットで検索するとダイビング用の足ひれがほとんどですが、ここではボート
推進用のパワーフィンについて説明します。
パワーフィンはウインドサーフィンの発明者
ジム・トレイクがアメリカのヤマハにアイデア
を持ち込みヤマハが研究をしていました。アメリカの人力ボートレースで好成績を
残しながら、なぜかヤマハは研究を中止してしまいました。
日本では神奈川県のアマチュアボートビルダーのTさんが、この間研究をし、ほぼ実用
レベルまできています。注)推進用のブレードはフィンではなく翼型
です。
当工房ではTさんの研究成果をいただき1号パワーフィンを作成し試験しました。

パワーフィンの原理
ディンギーのラダーのブレード部分を後方に着けブレードをアームとロープでコントロ
ールし、ティラーを左右に振ることにより、水流に一定の迎え角をつけブレードの揚力
を推進力に変えます。注)ホームページには写真があります。写真を見れば原理がわかり
やすいです。

 
さて、1号パワーフィンの結果です。
軽い力でそれなりに進みますが強度不足で力を入れてこぐことができませんでした。
また、フィンのキックアップ 前進後進などの多くの機能を取り入れたため、ロープが多くなり
取り扱いが難しくなってしまった。セーリングではタッキングでは時間がかかるが、通常の舵効き
は問題ありませんでした。
 当工房でのパワーフィンの今後
シンプルでラダーとスカリングの両立できるパワーフィンの研究開発を行いたいと考えます。また、
来年夏の人力ボートレースに向け高速タイプのパワーフィンの開発もおこないます。

------------------------------------------------------------

◆ マリングレード合板の輸入 ◆

------------------------------------------------------------
舟艇に使用する合板はマリングレード合板がお勧めです。しかし、現在、国内では需要が
無いため製造されていません。輸入品は若干ありますが非常に高価(タイプTの数倍以上)
でとても使いきれません。当工房ではやむ無く国産タイプT合板を使用しきました。
この間、品質は年々劣化しています。隙間やワレは当たり前、虫食い後や色違いの突き当て
があったりひどいものです。さらにあんこの心材はラワンかあやしいものです。今までは
良い部分だけ使ってきましたが、使えそうなところもみあたらなくなっています。

マリングレード合板(4×8 4mm)の価格ですが口コミ情報では名古屋の某社は2万2千円
あるカヌーショップでは1万2千円します。いろいろ調べましたが1万2千円は良心的な価格
だと思います。アメリカでは1枚50$程で購入できます。
では、なぜ国内では3倍以上の価格になってしまうのでしょうか?
梱包費用 アメリカ国内運賃 輸出入手続き費用 船便運賃 日本国内運賃 もちろん関税
積み重ねると大きな金額になってしまいます。
となると大量購入し1枚あたりの諸費用を軽減するしかありません。
また、輸入時の事故や、輸入し終えた後も保管場所もいりますし、保管中のトラブル等のリ
スクもかかります。
そんな中、知り合いの中国人と雑談中 マリングレード合板の話をすると中国にも工場が
あるとの情報を得ました。中国なら近いし運賃も安くつくし、しかし品質が・・・・・・
調べてみると100%オクメ(アフリカから輸入)フェノール接着 しかもBS1088認定
注)BS1088はマリングレード合板で最高の強度 耐久性をロイドが規定した規格
早速、私の下手な英語で交渉をし、輸入が決定し中国への送金もしました。
ヨーロッパへ輸出がメインの工場ですので品質は問題ないと思いますが、梱包を解くまで若干
不安もあります。
 今回は50枚ほど輸入しました。工房には1月初旬には到着します。
購入を検討される方は連絡ください。連絡をくださっても購入義務はありません。
MArine Plywood(bs1088)
4mm 6mm 9o 12o サイズはすべて4×8
ものが大きいので発送は現在考えていません。工房渡しです。
販売価格は未定ですが 4mmで8000円位に抑えられると思います。

∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽
新世代木艇工房通信   不定期配信

 ★編集:neverland

 ☆配信先アドレスの変更・配信停止をご希望の方はこちら

  ⇒http://mokuteikobo.com

  ⇒E-mail info@mokuteikobo.com 

∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽∝∽∽