New generation wooden boat studio
新世代木艇工房
  歩知丸 チビニ(和船カヌー)の設計と造船指導

 


昨年11月に和船船型のカヌーを作りたいとの話がありまして、ニタリ船型かベカ船型かまよいましたが、スピードを考えニタリをベースに設計しました。ニタリとは東京湾で釣り船等で使われていた和船です。槍のような鋭い船型です。これを更に細くしたのがチヨキです。実船は全長11メートルほどで排水量は約1t   チョキもそうであるが東京湾の和船にはサバニと似た5分の盗みと言われる船底のくぼみがある。これが船首波の発生を抑えるという。
和船カヌーは全長4.9メートル 全幅0.85メートルで排水量0.15tでデザインした。チャインパネルの角度が結構きついので初期ヒールは強そうです。
サイズ的にはカナディアンカヌーです。ベカはラグセールのような帆もつけられました。これで風上にのぼれたかわかりません。

設計コンセプト
一人でカートップできること(軽量)
初心者にでもつくりやすいこと
櫓の座り漕ぎ、パワーフィン等の人力推進機で軽快に走れること

緒元
全長 4.8M 全幅 0.85M 重量 23kg 
工法 S&G造船工法


 
オーナー様はカヌーイストの女性(Larusさん)で鎌倉から工房に何度か訪れイメージを膨らめ、1月中旬には船体設計も構造設計もできた。設計しているうちにADスカルとパワーフィンの実験用に私も欲しくなり、同時平行で作ることとなた。工房でオーナー様は2月はじめから延べ20日間で完成した。詳しい造船過程は下記URLの「歩知丸の旅」に書かれていますので見てください。http://kuhyh.net/index.php?FrontPage また、KAZI誌(5月号)「自作魂」に記事が掲載される予定です。



3月10日ろかいの会 KAZI社の記者が見守る中、Larusさんの歩知丸と私の艇2艇のチビニは無事進水した。歩知丸は紅白の綱を舷側にまき美しく化粧し、早速、櫓の試験。私の艇も新作のパワーフィンとADスカルで快走。
ろかいの会のかたがたにも乗っていただき漕いでもらうい好評を得た。特記することとしては、5分の盗みの効果かバウ増波がほとんどみられないことである。チビニはかなりのポテンシャルをもっていそうである。
Larusさんの歩知丸は今後、櫓漕ぎの練習とチューニング、私の艇は帆走にチャレンジする。
世界中に今だかってない和船船型カヌー(チビニ)が、新しくて古い日本の舟遊びをひらいてくれるかも

工房には図面も型板もあります。作ってみたいかたは連絡ください。

注)当工房は櫓の設計はできませんが、櫓の設計者を紹介することはできます。 
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